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2004年11月14日

ル・コルビュジエとはだれか

ル・コルビュジエとはだれかのレビュー

ル・コルビュジエとはだれか
ル・コルビュジエとはだれか
磯崎 新 (著)
価格: ¥1,943 (税込) この商品は国内配送料無料でお届けします!

ブックレビュー社
著者のル・コルビュジエに関する論文やエッセイを一冊にまとめ,さまざまな視点から彼の実像を再考する
日本を代表する建築家として多くの著書を発表してきた氏の,ル・コルビュジエに関する論文やエッセイを一冊にまとめた。収録されている文章のなかには,30年以上昔に出版されたものもあるが,著者は本書で「ル・コルビュジエの建築についての私の視点は,すべてここに現れていて,まったく変更されていないことに,われながら戸惑っている」と述べる。実際に建物を訪れた体験とル・コルビュジエ本人の著書だけを参照して書いたというこれらの文章では,一貫して建築空間の持つ神秘的な雰囲気とエロスが強調されている。
著者はまた,ル・コルビュジエの建物と人生は,数多くの研究所によって解剖され,切り刻まれて,その全体像が見えなくなってきたと指摘する。本書では,ル・コルビュジエが記した旅のスケッチノートについてのエッセイ,97年に開催された国際シンボジウム「世界の中のル・コルビュジエ - ル・コルビュジエと日本」での講演,写真家の篠山紀信氏との建築行脚などを通して,さまざまな視点からル・コルビュジエの実像を再考する。 (ブックレビュー社)
(Copyright©2000 ブックレビュー社.All rights reserved.)


内容(「BOOK」データベースより)
画家・彫刻家・都市計画家・著術家・装飾家・建築家…ル・コルビュジエは生きている。世界的建築家イソザキアラタは近代建築の巨匠ル・コルビュジエから何を啓示されたのか。30年以上にわたる著作の軌跡を辿りながら、そのコルビュジエ体験の真髄と愛着の原像を余す所なく収録。写真・二川幸夫。
posted by architecture-tb-building at 02:12
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小さな家

小さな家のレビュー

小さな家
小さな家
ル・コルビュジェ (著), 森田 一敏 (翻訳)
価格: ¥1,575 (税込) この商品は国内配送料無料でお届けします!

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タイトル通り、小さいけれども、豊かな家です, 2004/10/20
レビュアー:大阪府 Japan
タイトルにある「小さな家」とは、コルビュジェが年老いた両親のために、レマン湖畔に建てた60uの家のことで、コルビュジェが、自身の文章・デッサンとコルビュジェが指示して撮影した写真でその家について解説した本です。
コルビュジェの住宅に対する考え方といえば「住む機械」という有名な言葉があるように、この家も小さいだけでなく、最小限の実用性を考えた非常に簡素なものです。ただ、物質的には簡素だけれども、精神的には豊かに生活するための様々な工夫がされており、ページをめくるたび、「ああ、きっと、ここでは豊かな生活がされたんだろうなあ」と思わされ、何度読んでも見飽きない本になっています。
ただ、建築家が、住宅を作る際の考え方を知るには素晴らしい本ですが、いわゆる建築本として購入されるとがっかりされるかも分らない点は注意がいると思います。

広がる世界はとても大きい。, 2003/09/15
レビュアー: 鹿児島県末吉町
1923年、ル・コルビュジェは、スイス・レマン湖畔に、年老いた両親の為に、小さな(18坪)の家を建てました。

この本は、ル・コルビュシュ自身が、その家について、その立地環境から、建物をとりまく外壁の意味、素材、そして、家自体の構造、デザイン、動線まで、こと細かく、写真(幾分古いけれど)や、彼自筆のデッサン画を交えて、丁寧に説明してくれています。

ほんとうに小さな家だけれど、居間、浴室、洗面所などドアのない連続した空間。家全体を回遊できる設計。屋上は50センチの土を入れたエコ住宅。建物の南側に連続してとられた長い窓。・・・ 見るべきところも多いのですが、なんといっても素敵なのは、写真と、文章だけなのですが、そこから、暮らしの中の小さなドラマのシーンが見えてく!るというようなところでしょう。
ここで誰かとおしゃべりしていたり、ここから外の風景をみていたり、あそこに座ってお茶を飲んでみたくなったり・・・ 
それこそ、封筒サイズで、100ページ足らずの薄い本(家)から、広がる世界はとても大きい。と、思います。
posted by architecture-tb-building at 02:09
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ル・コルビュジエの全住宅

ル・コルビュジエの全住宅のレビュー
ル・コルビュジエの全住宅ル・コルビュジエの全住宅
東京大学工学部建築学科安藤忠雄研究室 (編集)
価格: ¥3,500 (税込) この商品は国内配送料無料でお届けします!

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モダニズムの建築家がごく当たり前のように雑誌で取り上げられるようになり、ル・コルビュジエの名はずいぶん一般的に知られるようになった。20世紀の建築の展開を最先端でリードし、名作と呼ばれる作品を数多く残したこの建築家=画家=アジテーターは、確かに組み尽くせぬ魅力を持った特異な存在である。

端的に言えば、ル・コルビュジエは本質的に住宅の建築家であった。人間の生きる空間を作り出すこと、その生きることの一部が切り出されある特定の施設として計画されたとしても、彼の建築は常に生身の肉体を持つ人間が生きる器としての建築であった。これは当たり前のことのように思うかもしれないが、しかしこれはこの建築家に独特なことなのである。彼の建築にはいつもそのことがカタチとして明確に定着されている。

本書はル・コルビュジエの全住宅作品の図面と模型写真をクールに羅列しただけのある意味で愛想のない本である。400分の1という一定のスケールで、平面図・立面図・断面図が並べられ、模型写真が数枚、淡泊と言えばこれ以上のことはない。しかし時系列に沿って並べられた整然とした情報をゆっくりと読み込めば、建築家の生々しい思考を読み取ることができるはずだ。そこには熟成されていく建築家の思考が如実に現れている。次第に複雑さを増していく3次元的な空間の構成、自然光を取り入れ受け止めることへの執着、時にストイックになり時に官能的になる意識の振幅、読み取るべきものは紙面構成のクールさに反して実に豊かである。プロジェクトが発展させられていく過程をも追えるように途中経過も可能な限り収録され、106作品、210案を網羅している。

端から読み解いていく必要などない。枕元にでも転がしておいて、ぱらぱらめくるだけでも良い。2次元の図面を読み取りながら建築家の抱いた3次元のイメージを追うこと、それは一種の修練であって、そうすぐにできるようになるわけではない。砂をかむような退屈さを覚えることもまれではないだろう。しかしそのうちに少しずつ図面を通して建築をイメージすることができるようになり、図面を通して建築を考えるようになる。図面というのはいまだに他に代えがたい建築のメディアである。写真はもちろんわかりやすい優れたメディアに違いないが、決してそれだけではつかみきれない水準が建築にはあり、それはいつも図面を通して思考されているのである。そうした建築家の思考を読み込むにはある種の訓練が必要だろう。しかしその訓練のためにこれほど好適な本もなかなかないのである。(日埜直彦)

内容(「MARC」データベースより)
20世紀最大の建築家、ル・コルビュジエを住宅から見る。共有部分をもたない自立した住宅106のプロジェクトを対象に、200分の1の模型を制作し、その図面とともに収録。ギャラリー・間(東京)での展覧会に併せて刊行。
posted by architecture-tb-building at 01:58
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